ある程度英語が出来る人がぶつかる2つ目の壁

発音のトレーニングなどを積んで、ある程度英語の聞き取りが出来きるようになった人も、次の壁にぶつかります。
それは、会話やナレーションなどの聞き取りです。

ある程度長さがあるものの聞き取りには、短い文の聞き取りとは違う難しさがあります。
それなりの長さがあると、聞いているうちに徐々に話についていけなくなるのです。

英語が聞き取れない原因は色々考えられます。
ただ、その中でも大きいのが次の2つでしょう。

・ 英語の正しい発音や、音の変化に対するトレーニング不足

・ 英語の理解に時間がかかるために、会話やナレーションについていけない

1つ目の問題を抱えている人は、率直に言って英語のリスニングに相当の苦手意識を持っているはずです。
ほとんど英語が聞き取れないレベルと言ってもいいかもしれません。

TOEIC で言うと、PART 1 やPART 2 に解答するのも苦労するレベルでしょう。

この問題に対処するには、発音のトレーニングに特化した教材をおすすめです。
専用の教材を使って地道にトレーニングすれば、いずれ解決できるでしょう。

一方、2つ目の問題で苦労している人は、ある程度英語を聞き取る事が出来ます。
話し相手がゆっくり待っていてくれれば、簡単な会話なら成立するレベルでしょう。

しかし、テレビやラジオの英語ニュースだとほとんど理解できないレベルでもあります。
また、少し突っ込んだ会話だと、途中でついていけなくなること多いと思われます。

TOEIC でいうと、PART 1, 2 はできるけど、PART 3, 4 は苦手と言うレベルです。

このページでは、この点について少し考えて見ましょう。

完全な日本語になおしていたら間に合わない

この問題に対処するには、英語を理解するスピードを上げるしかありません。
一文を話し終わったところでどんな事を言われたのか考えなおすようでは問題外です。

もう少し具体的に言うと、英語を聞いた順に理解していく必要があります。
いちいち止まって日本語に訳していると、話の流れについていくことが出来ないのです。

短い一文を聞くだけなら、最後まで聞いてから頭の中で訳しても問題は無いでしょう。
しかし、会話やナレーションの場合は、日本語に訳している間に次の英文が聞こえてきます。

いちいち訳していたら、途中で取り残されてしまうのです。

こんなふうに書いてもわかりにくいと思うので、具体例を挙げて説明しましょう。
まず、次のような英文を聞いたとしましょう。

It’s important that I keep playing well in each match.

これを日本語に訳すと、次のようになります。

私が各試合で良いプレーを続ける事が重要です。

これを見るとわかるように、文頭にある”It’s important” は日本語だと後ろにきます。
日本語になおすと前半と後半が入れ替わっているわけです。

このくらい短い一文だけなら、”It’s important” を覚えておいて後から並べ替えるのは難しくないでしょう。
しかし、複数の文を連続で聞かないといけない場合は、途中で遅れてしまうわけです。

実際の聞き取りの場面では、もう少し短い単位で理解していく事になります。

It’s important / それは重要です
that I keep playing well / 私が良いプレーを続ける
in each match. / それぞれの試合の中で

このように理解していけば、ネイティブが話すスピードについていけるでしょう。

英語を聞いた順に理解するには

さて、英語を聞いた順に理解するには、それなりのトレーニングが必要です。
意識的に取り組まないと、なかなか身につくものではありません。

でも、具体的にはどうすればいいのでしょうか?
実はおすすめの教材があります。

補足: 同時通訳は特殊技能です

ネイティブがナチュラルスピードで話すのを、それを聞きながら日本語になおすのは不可能に近い事だと認識してください。
日本語と英語の両方をネイティブレベルで話せる人でも、そんなことは出来ません。

英語を聞いたそばから意味の通じる日本語にしていくには、同時通訳のスキルが必要になります。
同時通訳のスキルは、日本語も英語も高いレベルで使える人が、専門の教育機関に通って出来るようになるものなのです。

英語の実力が明らかに不足している人が、そんなことできるわけないですよね。


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